JR線ラリー第3弾 米坂線ラリー(2009年6月13日)



 JR線ラリーも今回で第3弾である.
 温存企画であった第1弾「磐越東線ラリー」からシリーズ化するつもりなど毛頭なかったのだが,なりゆきであるから仕方ない.と言いつつ楽しんでいる自分がそこにいるのははやり鉄チャンとしての性か.

 さて,今回のターゲットは米坂線である.東北地区のローカル線の中ではかなりマイナーな路線である.主要都市間の路線でもないため,おそらく観光目的でこの路線を使う人は殆どいないだろう.利用客は大半が沿線地元の人で,「異物」が乗ってくるとすれば,たまたま気が向いたどこかの旅人か,乗りつぶし目的の鉄チャンだろう.

 筆者はかつて1994年に1度だけここを走破したことがあるが,目的は乗りつぶしであった.しかも8月,夏の真っ盛り.乗車時間の半分以上は昼寝で過ごしていたので,沿線の状況など覚えていない.明確に覚えていることといえば,ある駅から車内にスズメバチが入り込んできて,2両編成の1両を貸し切られてしまい,乗客全員が暑さも忘れて冷や汗をかき続けたということだけだ.

 そんな米坂線であるが,改めて地図を見てみるとこれがなかなか面白い.それでは早速路線マップを見ていこう.


赤く着色したのが米坂線.途中,玉川口と花立の2駅は1995年に廃止された駅.



 米坂線は山形県米沢市と新潟県村上市坂町を結ぶ,全長90.7kmの路線である.米沢を出て一旦北上して南陽市を経由し,西へルートを変えて県境を越え,坂町に到る.
 米沢〜今泉間は学生などの利用が多いが,その他の区間の大半は山間部を走っているため,利用客はそれほど多くない.
 総駅数は20,平均駅間距離は約4.7kmである.平野部の手ノ子駅までは3〜4kmおきに駅があり,平均駅間距離は約3.5km.一方,手ノ子〜坂町間は駅の間隔が長くなり,平均駅間距離は約6.2km.また,県境付近に玉川口,終点・坂町駅の手前に花立という駅があったが,利用客が極端に少ないことからこの2駅は1995年12月1日に廃止されている(マップ上に青文字で記載).

 このように寂しい情報しかない米坂線であったが,2009年3月14日のダイヤ改正で大きな変化があった.待望の新型車導入とワンマン運転化である.それまでは国鉄時代からのお古な気動車でのみ運行されていたのだが,JR東日本が開発したキハE120が投入された.低燃費で不純物排出が少ない高性能ディーゼルエンジンを搭載しているため,環境に配慮した車両である.もちろん走行性能は従来車を凌駕する.夏は猛暑・冬は豪雪に悩まされるだけに,冷暖房も万全な新型車両は大歓迎である.

 マイナーだからこそ新しい発見があるかもしれないし,新型気動車も見ておきたい.そして既に14年が過ぎているとはいえ,比較的「新しい」廃駅も興味深い.今回はそんな米坂線を探訪することにした.なお今回は米沢〜手ノ子間と羽前沼沢〜坂町間に分けてお送りする


0.米沢まで
 まずは国道4号線を南下,福島方面へ向かう.今回も出発は早朝6:15.これなら日が暮れるうちにラリーを終えて戻ってこられるだろうと考えた.が,当然のように現実は甘くなかった.

 福島まで南下してから米沢に向かうと結果的に距離のロスが大きい.かと言って飯坂付近を下手にショートカットしようとすると道に迷うおそれがある.出だしからつまづくのは嫌だったので,福島県に入ったところで国見IC〜福島飯坂ICの1区間だけ東北自動車道を使用した.ICを抜けると国道13号線.あとはそのまま行けば自動的に米沢まで辿り着く.2桁国道なので道路状況は万全のはず.余裕を持っての「前座」となった.


国道13号線に入るとすぐ踏切が混じった複雑な交差点に出る.線路は福島交通.踏切専用の信号もあって,どれを見ればいいのか分からなくなる.



 山道ばかりを走るが,随所に待避所やパーキングエリアがあってとても走りやすい.頻繁に後続車へ道を譲りながらマイペースで進む.
 しばらくすると,福島・山形の県境にある東西の栗子トンネルに着く.


東栗子トンネル.全長2376m.坑口に管理棟が建つ.




非常に細かい話だがこれでは「2m37cm6mm」になる.正しくは「2,376m」.




トンネル脇にある山道.実はこの先には旧道・万世大路の残骸がある.



 トンネルは一直線でカーブが全くない.走っていて非常に気分がいいが,排気システムがないため,トンネル内部はディーゼルの排気が充満している.
 山形県に入ると今度は西栗子トンネルに到着.


西栗子トンネル.こちらも一直線.やっぱり全長の表記が間違っている.



 こうして2つの超大トンネルを抜けていく.なお,この付近のルートは「V」字を描いているが,建設中の東北中央自動車道はこのルートをショートカットするように建設されている.
 さて前座はこのへんでおしまい.いよいよ米沢市街地に入る.当初は米沢駅西口に出るつもりだったが,どういうわけか東口に出てしまう.駅前には20分無料の駐車場があったので,そこに車をおいて慌ただしく西口・駅本屋へ移動.いよいよ米坂線ラリーのスタートだ.



1.米沢(よねざわ)
 山形県南の主要都市.戦国武将・上杉謙信のお膝元である.江戸時代には後継者が吉良上野介と縁組みしたことで,赤穂浪士の討ち入り騒動に巻き込まれていく.
 また2009年はNHK大河ドラマのメイン舞台になっていることもあり,あちらこちらにドラマがらみのネタが見られる.
 待合室前では名産のさくらんぼ「佐藤錦」の直売が行われていた.今は買うのを自重して帰りにしようと思うが,結局買いそびれてしまった.


米沢駅舎.スタート時刻9:20.雪国だけあって信号機は全部縦並びで,融雪装置がセンターライン代わり.




「天地人博2009」なるものが開催されているらしい.




待合室前に鎮座する大河ドラマ主人公の像.ちょっと怖い.




改札口.自動改札はない.




発車時刻表.新幹線は基本的に1時間おき.




駅構内にはまともに入れないので脇から構内を撮影.米坂線の車両が留置されていた.
なお奥羽本線は標準軌なので,米坂線とは相互に乗り入れることができない.




よくよく見ると,キハ110-200のトップナンバーである.磐越東線,大船渡線,そしてこの米坂線と一見同じに見えてすべて違う車両が使用されている.
ちなみに奥の車両はキハ110-135.100番台と200番台の併結は珍しい.




「つばさ」105号が到着.在来線区間で新幹線車両を見るのは異様.




新鋭・キハE120も見えた.



2.南米沢(みなみよねざわ)
 米沢を南向きに出た列車はそのまま南側を半周するように進む.最初の停車駅は南米沢.駅前広場はほぼ全面が地元高校の駐輪場となっている.しかも学校別に置き場が区分けされているというのは珍しい.
 駅そのものは無人駅だが,かつては駅員がいた名残があり,駅舎もそのままだ.待合室も大変広い.


南米沢駅舎.平日はおそらく無数の自転車が置かれているのだろう.




ちょうど列車が来たので先に1枚.キハE120が「愛」を掲げて走る.




車両に貼られているステッカー.車両導入自体はあくまでも2009年.




列車が去った後の南米沢駅構内.画面奥が坂町方(以後特記ない場合同じ).かつては行き違い駅だったようだ.




発車時刻表.1本を除きすべてワンマン運転.




古めかしい雰囲気が残る待合室.窓口の拡大写真は下に掲載.




近距離運賃表.




よく分からない表彰状.




かつての南米沢駅.自転車の数が半端でない.




写真だけ見ると2006年とは思えない.




待合室はとても広い.



3.西米沢(にしよねざわ)
 道路地図では米沢から西米沢にまっすぐ来た方が効率がいいのだが,沿線の事情を考慮しての迂回であるから仕方ない.ここ西米沢もやはりかなりの自転車が置かれていた.もちろん地元高校生のものである.南米沢と同じく,ここも駅前がものすごく広い.


西米沢駅舎.




待合室.やはりここも広い.




塞がれた窓口.




またも表彰状が.




発車時刻表.




運賃表.仙台へは山形経由の方がオトク.




国鉄時代によく見られた白地に黒字の駅名標.「ちゅうぐん(なるしま)」とはいかに?




ホームには完全なものがあった.さび具合といい,味のある駅名標だ.よく見るとフレームはレールを使用している.こちらには次駅「なるしま」とあるが?




西米沢駅構内.ここも元行き違い駅.廃止された旧下りホームが残る.



 なぜか駅名標は次駅「ちゅうぐん(なるしま)」,「なるしま」と別々の駅名があった.果たして次の駅は?



4.成島(なるしま)
 西米沢で見た駅名標の謎.正解は成島である. 駅名標ではなく運賃表を見れば正解は明らかではあるが.
 何のことはない,この駅は後から追加された駅なのだ.他の周辺駅が1926年開業なのに対し,この駅は1961年開業なのである.
 その成島駅であるが,入口がかなり分かりづらい.西米沢を出て国道287号線に入り,3kmほど進むと左手に墓地が見える.その墓地の向かいには石材店がある.そのすぐ手前に入口がある.


成島駅前.写真の矢印のところを右折.車1台分の幅しかない.




正面から見た構図.




成島駅全景.あぜ道に挟まれた駅前通りがある.




発車時刻表.




運賃表.なんとたった1駅遠くなっただけで,仙台へは山形経由でも福島経由でも同額になる.




ここにも昔ながらの駅名標が.




成島駅構内.向かいは一面ササニシキ(?).




待合室.ドアの向こうには冬場の除雪用具が入っている.



5.中郡(ちゅうぐん)
 国道287号線を北上する.このあたりはかなりカーブがきつくて狭い.見通しが悪いところも多くて運転には少々気を使う.
 米沢市から川西町へ入るとすぐ中郡駅だ.川西町の看板を過ぎてすぐ,カーブミラーがあるところを右折だ.ここもうっかりすると通り過ぎてしまうが,大きな目印があるので大丈夫.


写真中央部,カーブミラーのところが入口.どうでもいいが,町章は明らかに野球ボールをアレンジしたものと分かる.




川西駅全景.駅前が大変広い.




中郡駅舎.




発車時刻表.




運賃表.




やはりここにもこの駅名標が.




ここで再びキハE120登場.実は南米沢で出会った列車の折り返し.




中郡駅構内.ここも元行き違い駅である.



6.羽前小松(うぜんこまつ)
 川西町の中心部にある駅.
 この駅に着いたとたんに雨が降り出す.天気予報でギリギリ雨は回避できそうだと踏んでいたが,徐々に雲行きが怪しくなり,ついに降り出してしまった.磐越東線の時は雨天でも平気だったが,今回は降られると大変困る.その理由は後で述べるが,この時点で雨中のラリーを覚悟する.
 駅は信じられないほどの人ごみ.どうもウォーキングラリーが開催されるようで,ちょうど受付の最中だった.駅舎の中にはざっと150人はいただろう.しかしそんなものにはお構いなしにズカズカと入り込み,ホームへ行き平然と写真を撮る.
 また駅近くには大手会社の鉛筆工場がある.個人的に興味のある工場だ.


羽前小松駅舎.熟年でごったがえす.




発車時刻表.




羽前小松駅構内.最初の行き違い駅.




国鉄時代の風情が漂うゲート.




ここにもこの駅名標.




委託駅ではあるが,窓口営業は行われている.



 次の駅に向かう途中でのショット.まずは一旦国道を外れて踏切を越えるのだが,そこで米沢行きの快速「べにばな」が通過.快速とはいっても発車時刻表のとおり,米坂線内は各駅停車である.


踏切で快速を収める.実はこの何でもない1枚に大いに悩むことになる.



続いてすぐに建設中の国道287号バイパスに入る.


遅まきながら国道287号おにぎり.



7.犬川(いぬかわ)
 よく地図を確かめないと分からない駅だ.手元の道路地図では分かりにくいため,予めGoogleマップを印刷して携行した.
 駅自体は周辺も閑散としており,ひっそりと建っている.線路の向かい側は一面田んぼである.


犬川駅舎.




発車時刻表.




運賃表.また福島経由の方が高くなった.




ここにもこの駅名標.なぜか羽前小松の部分だけステッカー貼り.




この駅も元行き違い駅.ホームの前後で線路が不自然に曲がっている.



8.今泉(いまいずみ)
 国道287号本線に戻り,北へ進み,長井市に入る.途中で国道113号線を通る.わずか数百メートルだけ重複区間があるが,残念ながら「おだんご」は無かった.
 重複区間を抜けてもう少し北へ進むと今泉駅に到着.雨は一旦止み,少し青空ものぞいてきた.どうやらにわか雨だったようだ.
 その今泉駅であるが,正直言って拍子抜けした.というのもここは山形鉄道(元JR長井線)とのジャンクションであり,山形から来る場合は赤湯から山形鉄道でショートカットできるからだ.それだけにもっと立派な造りを想像していたのだが,国道から少し奥まったところにある上に,駅舎自体が他の駅と大して変わらない.昼前ということもあるのだろうが,あまりに駅も周辺も人気が少ない.JRの駅員も山形鉄道の駅員も随分と暇そうにしていた.


今泉駅舎.JR,山形鉄道と一応両方の駅員が駐在.




それでも中核駅.みどりの窓口はある.




発車時刻表.着時刻まで書かれている.




こちらは山形鉄道の発車時刻表.マグネットパネルで時刻を書き換える方式.意外と新鮮だ.




自動券売機.食券の販売機と間違えそうだが,そば屋はない.




JRにも自動券売機はある.




改札口は通れないので,ちょっと脇から撮りやすい場所を見つけてショット.
駅本屋から手前が山形鉄道ホームで奥がJRホーム.両方とも行き違いが可能.
山形鉄道は国鉄時代からのものを流用.




犬川方(山形鉄道は西大塚方)を向いて.




萩生方(山形鉄道は時庭方)を向いて.




駅手前の道路.国道287号線側が手前.「マルナカ」というつぶれた衣料品店のところを右折.最初はここを直進してしまった.




両方の線路を跨ぐ踏切.ここで行き過ぎに気づいて折り返した.写真右手側が駅.




踏切から.左側が山形鉄道,右側が米坂線.




駅を向いて.



 ちょうどここで昼時.適当に長井市街地方面へ進んで昼食を調達しようと走っていたらそば屋の看板を発見.「はせ川屋」という店に立ち寄り,シンプルにざるそばをオーダー. お新香がついて700円.おまけでそば湯もついてきたが,薄すぎであった.


薬味のねぎとわさびはつゆに放り込まず,そばにつけるのが通の食べ方♪




店の入口はなかなか味がある.




店の佇まい.道路の反対側にも駐車場がある.



 天気はかなり回復.蒸し暑くさえなってきた.さすがに早起きの疲れが出て来たので,昼食後40分ほど車内で昼寝.計ったように午後1時からラリー再開.



9.萩生(はぎゅう)
 なんと再開しょっぱなから道に迷った.というのも,手元の道路地図でウソの信号が記載されていたのだ.信号を左折→直進→駅と頭に入れていたため,完全に通り過ぎてしまった.マップはおおまかなポイントしか頭に入れていないので,地図のウソに騙されることもしばしばである.
 いきなり迷って先が思いやられるが,気を取り直して進む.この後これ以上の事件が待っていることも知らずに.
 そうして辿り着いた萩生駅.「萩生駅前通り」と掲げられたアーチが駅前にあるが,ただの住宅街であり,人通りも少ない.一体何のためにこんなものを作ったのか不思議だ.駅も小さな待合室があるだけで味気ない.


Googleマップより.A点がそば屋.青線のルートを辿るのだが,手元の地図にはB点にありもしない信号が記載されていた.通り過ぎて県道10号線まで行ってしまう.




萩生駅前.この交差点を左折すると目の前が駅.アーチが浮いた存在.




萩生駅舎.厳しい冬を想定してか,風除室がある.




発車時刻表.ここから新潟支社の管轄になるので,フォーマットが変わる.




運賃表もフォーマットが変わった.米坂線内でも主な駅と近場の駅しか掲載していない.




存在自体が不明な川柳額.




もう1つ.




これしか書くことがないのか!?しかもボードペンが無い.




萩生駅構内.ここもかつては行き違い駅.




線路脇で珍しいタンポポを見つけたのでショット.




普通のタンポポはこの部分のササクレが下に向かってめくれている.意外に見かけない存在だ.




駅名標.ここには国鉄時代のものがない.



10.羽前椿(うぜんつばき)
 先ほどの「萩生駅前通り」を通って裏道を進む.県道から1本外れた飯豊町の町道であるが,分かりやすい.面倒な交差点が無いので迷うことは無かった.
 ここ羽前椿で列車の本数が落ちる.これから先は山道の区間へ入っていくからだ.
 駅には町の観光協会が併設されている.中ではオッサンが大声で電話中であった.それを尻目に堂々と正面から駅構内へ突入.


羽前椿駅舎.




駅前にはこんなものが.




やる気の無い営業カレンダー.何のための観光協会だ?




待合室には立派なテーブルとブルーヒーター.




立派な柱時計.普通毎時30分は「ゴーン」という音が一発なのだが,音楽が鳴った.




「お静かに」.じゃあ静かに突破.




意外に見かけないもの.不謹慎だが,平成は38年まで続かないだろう.




運賃表.




発車時刻表.上り本数が多いのはここが一部列車の始発駅だから.




駅名標.ここもJR版のみ.




地方の駅では意外に珍しい方開き分岐器の1線スルー形状.だが下り列車は向かって左側のホームに入る.




米沢方を向いて.廃止された荷物扱いの引き込み線も撤去されていない.




ここまでしっかりと残る駅も珍しい.



11.手ノ子(てのこ)
 羽前椿を出て県道10号線〜国道113号線へ出る.ここから先はこの国道を延々と進む.国道へ出てから1kmも進まないうちに手ノ子駅に着く.平野部の端にあるため,まだ住宅街は見られる.
 この駅もかつては意外に活気があったようだ.後で調べたところ,1931年開業で以後2年間は終点であったようだ.広い構内が印象的である.見所が多く,かなり時間をかけた.


駅前通り(国道113号線).この交差点を右折すると駅.




手ノ子駅舎.かつては「手の子」だったようだが,そのような歴史はWikpediaにも書いていない.




荷物・貨物取り扱いの跡地.




待合室は広い.しかも駅前側・ホーム側の両方とも風除室があり,4回も扉を開閉しなければホームへ行けない.




発車時刻表.1日6往復.




運賃表.




ホーム側の風除室にはこんなものが.除雪用のボイラー施設のようだ.




通常ホームの片隅にある配電盤が中に設置されているのが雪国らしい.




駅名標.国鉄時代のフォーマット.こちらにも「の」を修正した跡が.




気温23度.この時結構蒸し暑かった.




カーブの途中にホームがある.かつては行き違い駅.今はこぢんまりしている.




米沢方.構内は意外に広い.




もう一度坂町方.廃止された上り線の一部とホームが残る.




貨物・荷物扱い所跡地から見ると,意外に先までレールが伸びていた.




かつての分岐機跡.




分岐機跡から駅側を見る.こうして見るとスケールが大きい.ただ真冬は旧上り線が雪に埋もれてしまうため,こうは見えないだろう.



  このページはここまで.引き続き羽前沼沢〜坂町間をご覧いただこう.

羽前沼沢〜坂町間

inserted by FC2 system